南仏のカラフルな路地を歩いてみたくて、ニースから電車に乗って2駅・10分ほどでVillefranche-sur-Mer(ヴィルフランシュ・シュル・メール)駅へ。
駅を出たら海側の道を進みます。
駅から5分ほど歩くとレモンイエローの建物と小さなフォンテーヌの三叉路が現れて、ここからお散歩の始まり。
階段を上るとアクアブルーのドアが…♡
少し剥げているピンクの壁と観葉植物とのバランスが絶妙。フランス&ヨーロッパのドアを見るのが好きなので、素敵なドアを見つけて嬉しくなりました。
「Rue Baron de Brès」この先に私が行ってみたいと思っていた路地がありました。
狭い道幅にカラフルな建物、右側の石の壁がさらに良い雰囲気。
南フランスらしい景色に心躍り、私は無駄に何度も行ったり来たりしていました。笑
オレンジ壁にライムグリーンの日よけ、建物の色合いがいちいち可愛い♡
階段が多い海沿いの小さな街なので、時折コートダジュールの青い海が見えると嬉しくなったり。
お天気のよい8月で日差しがとっても強かったのですが、こういう狭い道だと日陰がたくさんあるので陰になっている所ばかりを歩いていました。夏は日向に出るととても暑いのですが、フランスは湿度が低いので日陰はひんやりしています。
アーチの先の何気ない景色も絵になる。
海が近いのでビーチはたくさんの人で賑わっていたのですが、ここは観光客もあまりいなくて静かでした。
散策を終えて最後は「Chapelle Saint-Pierre(サン・ピエール礼拝堂)」へ。
実は出張でニースへ来ていて、翌日にこちらのチャペルで結婚式を挙げられる花嫁様へのアメイクのお仕事でした。私がフォトグラファーの手配とウェディングフォトツアーもコーディネートしているので、挙式のあとヴィルフランシュ・シュル・メールの街中でも撮影できないかなぁ~とロケハンも兼ねて散策していたのです。(でも結局フォトグラファーのマリアには街中はあまり響かなかったみたいで、お客様もフォトグラファーにおまかせだったのでこちらでは撮影しませんでした)
サンピエール礼拝堂は、ジャン・コクトーが手掛けた教会として有名です。
内部は海をテーマにしたコクトーの絵が一面に描かれていて、内装や祭壇共に芸術的な素晴らしい教会なので、もしヴィルフランシュ・シュル・メールに来るなら是非立ち寄って欲しいです。
小さな港の近くにはレストランが並んでいて、テラスを出しているところもたくさんありました。私も帰りの電車までアペロをしながら休憩。
ヴィルフランシュ・シュル・メールでは数時間の滞在でしたが、とても楽しめました。ニースから電車ですぐなので、デイトリップに是非おすすめしたいです。
Chapelle Saint-Pierre de Villefranche-sur-Mer
1 Avenue Sadi Carnot, 06230 Villefranche-sur-Mer