ブロワ城の歴史を音と光で彩る「プロジェクション・マッピング」

シャンボール城へ行った日の夜は、ブロワ城の「son et lumière」というプロジェクション・マッピングを観に行きました。

6月は日没が遅いので22時半頃にブロワ城の中庭に集合。
中庭を囲むように四方にあるお城の側壁を使って上映するので、なるべく中央に集まるように言われました。

徐々に周りが暗くなってきてきて22時半を過ぎた頃、いよいよスペクタクルがスタート!フランスの紋章が描かれた青い幕が上がる瞬間が、かっこよかったです。

フランソワ1世や…

ジャンヌダルクなど、ブロワ城にまつわる人物のストーリー。

樹木のツルが伸びてきて、あっという間にブロワ城を覆ったと思ったら、お花が咲いて、花びらが散っていく…という演出も。

写真が上手く撮れなかったのですが、ホログラムのように人物が回廊に浮かび上がって語られる物語もありました。

特に長く語られたのが、ここブロワ城が舞台となったギーズ公暗殺について。
(暗殺については、フランス日本語ガイド通訳協会のサイトにプロジェクション・マッピングとほぼ同じ語り口で書かれているので、興味がある方がいたら読んでみてください)

プロジェクション・マッピングはフランス語ですが、オーディオガイドをレンタルすれば日本語でも視聴可能です。私は終わったあとにオーディオガイドがあることに気がついたので利用しませんでしたが、ある程度フランス語がわかる人だったらそこまで難しくないので大丈夫だと思います。

プロジェクション・マッピングは約1時間で終了。
ブロワ城を彩る音と光の演出と歴史のストーリーとのバランスがよく、充実のスペクタクルでした。

son et lumière
Château Royal de Blois
6 Place du Château, 41000 Blois

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