
スイス旅行2日目はサンモリッツ駅へ。


この日は、サンモリッツからツェルマットまで行くGlacier Express(氷河特急)に乗車します。

Glacier Express(氷河特急)は、スイスの景色を存分に楽しむことができる観光列車で、世界一遅い急行列車とも言われています。


大きな窓からスイスの絶景を眺めつつ、コース料理もいただける約8時間の列車の旅。シートには可愛いスイスの国花・エーデルワイスがあしらわれていました。

各座席に置かれている多言語パンフレットには、日本語の案内もあります。また車窓から見える観光ポイントを通過する時にはお知らせのチャイムが鳴るので、オーディオガイドで日本語の説明を聞くことも出来るんです。

座席にはパンフレットやイヤフォンの他に、おしぼりと小さなスイスのお菓子もありました。


列車が動き出してすぐにスイスの絶景が目に飛び込んできます…!

車両の連結部分に写真撮影用の小窓があるので、そこから氷河特急の写真を撮ることができます。(私は事前にスイス政府観光局さんから聞いて知っていたのですが、他の乗客に「すごいね!よく見つけたね!」と褒められました笑)

外の景色がスイスのグランドキャニオンと呼ばれる渓流に差し掛かる頃、ランチの準備が始まりました。


ラベルに鉄道橋が描かれたレモネードと一緒に、前菜のサラダ、メインはハッシュドビーフ的なもの。

そしてデザートにキャラメルタルトをいただきました。お料理は特別感はそんなにないですが、普通に美味しいです◎
私は1等車だったのですが、さらに上のエクセレントクラスだと車内にバーがあり、高級感のある座席にお料理の内容も違うようなので、もっと楽しめると思います。(私が乗車したのはエクセレントクラスがない氷河特急でした)

実はメインとデザートの間にしばらく停車した駅があり、そこでより馬力の強い牽引車に切り替わりました。興味があればホームに降りて、引き離しと連結の様子を見学できます。

ランチのあと山岳地帯に差し掛かるとぐんぐん山を登り、標高2000m越の地点まで進みます。


傾いた車内でもワインを楽しめるように、最初から斜めに傾いたグラスがあるんです。このワイングラスが可愛くて、お土産に持って帰ることにしました。(ワイングラスやマルモットのぬいぐるみは車内のギフトショップで購入できます)


山岳地帯にある駅で再度しばらく停車。乗客はみんなホームへ降りて、大自然の空気を味わっていました。
長い時間電車に乗るため、車内の旅行者とも自然と会話が生まれるのが、スイスの鉄道旅の魅力。
私の席の向いはシンガポールから来ている英国5人家族のお母さんで、他にも3ヶ月ヨーロッパのあちこちを巡っているというオーストラリアから来たご夫婦や、親子3世代で乗車していた韓国人の家族など、お話する機会があって楽しかったです。


見どころポイントの修道院やスイスの街や村、山や橋の景色など、写真スポットもたくさんあるので、本当にあっという間の8時間でした!
スイス旅行をするならぜひ1度は氷河特急を体験してみて欲しいです。
私のYouTubeチャンネルでも、スイス旅行の様子を動画でご紹介しています。
la carte de voyage – YouTube
Glacier Express(氷河特急)についての詳しい内容や料金はこちらをご覧ください。
スイス政府観光局 Glacier Express