二度目のバルセロナでは、前回、訪れることの出来なかった念願のサンパウ病院へ。
モデルニスモの建築が美しく、2009年まで実際に病院として使用されていました。現在はユネスコの世界遺産に登録されており、内部を見学できます。
カラフルな色彩の外観と、緑の木々にオレンジが実っている風景を見ていると、ここが病院の敷地内であることを忘れて、どこか楽園にでもいるかのような不思議な感覚に…
この広いホールが病棟として使われていた当時の写真。
ガラス張りの部屋は手術室だったそう、内部も見学できました。
そして各病棟を行き来できる地下の通路は、曲線のフォルムと白いタイルが印象的。
到着した時は曇り空だったのが、一気に日差しが強くなり青空が広がって嬉しい!
5月の爽やかな風にゆれるラベンダーに彩られたサンパウ病院。
この季節に来ることができてよかったです♡
明るい光に溢れているこちらのギャラリーも、見てみたかった場所のひとつ。通路の先は病院内のチャペルに続いています。
優しいピンク色のタイル、少しでも安らげる空間になるように、色彩には特に心配りがなされているようでした。
世界の建築物を見て歩くのが好きなので、カラフルで独創的、それでいて繊細なサンパウ病院はとても心に残る場所となりました。
バルセロナといえば、サグラダファミリアやグエル公園、カサバトリョなどガウディの建築群が有名ですが、建築家リュイス・ドメネク・イ・ムンタネーによるカタルーニャ音楽堂と、こちらのサンパウ病院もおすすめです♡
Hôpital de Sant Pau
Carrer de Sant Quintí, 89, 08041 Barcelona, Espagne