南仏の高台にあるピンクの可愛らしい邸宅を訪れるために「Beaulieu-sur-Mer(ボーリューシュルメール)」駅へ。ニースからは電車で3駅、10分ほどの乗車です。駅を出ると南国の雰囲気。
駅からは15番のバスに乗って7分ほどでロスチャイルド邸へ到着。
バスの停留所(Passable / Rothschild)がある門から邸宅までは少し距離があって坂道を上るのですが、その間に見えるのは南仏の海と立派な邸宅ばかり…!この辺りはハリウッド俳優など多くの著名人が別荘を持っていることでも有名なエリアです。
坂道を上りきると邸宅のエントランスがありました。
ピンクの壁に白の装飾が美しいです。
邸宅内には入らず、まずは庭園から。
途中、海を眺められるバルコニーがありました。
小さなクルーズ船だけかと思っていたら、大型客船がいてびっくり。
奥は様々なスタイルのお庭が集まっていて、バラ園、サボテンなどの多肉植物、小さな日本庭園などもありました。
高台のカゼボから写したピンクのロスチャイルド邸。
水面の景色もきれいです。飛び石を歩いている様子を写真に撮っている人達もいました。
定期的に噴水が出て形を変えていたのが見ていて面白かったです。
撮っている時は気がつかなかったけど、隣を歩いているカップルが絵になっていました。
さっきの写真、本当は邸宅を正面から撮りたかったのですが、斜めから写していたのには訳がありました。真ん中にトラクターがあったのです…!
邸宅の二階から見ると芝生の張り替え作業をしていました。
写真を撮れなかったのは残念だけど、これはこれでレアな光景だからいいかな?と思いなおしました。
芝生のなかのお花が素敵♡
溝になっている部分にも、これからお花を植えるのでしょうか。
空と海、きれいな青を眺められるバルコニーを通って、邸宅の中へ進みます。
実はここに来たのは、ロスチャイルド邸は結婚式や披露宴会場にも使われているので、一度どんな場所か見てみたいと思っていたのです。
エントランスからすぐのパティオへ。
イタリアのルネサンス様式の影響を受けているロスチャイルド邸ですが、アーチを支えるピンク色の柱のほとんどはヴェローナ大理石で作られているそうです。
ベアトリスのお部屋は調度品が美しくて見ていて飽きません。
二階の窓からヴィルフランシュシュルメールの港を眺められます。
暖かい南フランスらしいピンクの外観のロスチャイルド邸。
こんなロケーションのヴィラで暮らすことができたら…と、想像を膨らませながら楽しく見学しました。海などの自然や美術館とはちょっと違って、インテリアや暮らしをテーマに覗いてみたい人にはぴったりの場所です。
Jardin de la Villa Ephrussi de Rothschild
1 Avenue Ephrussi de Rothschild, 06230 Saint-Jean-Cap-Ferrat