ブロワから自転車でシュヴェルニー城へ。
白いシンメトリーの外観が美しいお城です。
アンボワーズ城にもあった額縁のフォトスペース。
ほかの人達を入れて撮影したら絵画のような一枚になりました。カメラを目線ではなく少し離れて風景の一部のような自然体がよさそうです。(自分達は額縁の近くに立ってしまったので、なんだかよくわからない写真になりました)
自転車で来る途中、通りかかった小さな村の家でもよく見かけた丸い窓。可愛くて珍しいので気になってました。ロワール川が近いことから、船の丸窓と何か関係があるのでしょうか?
裏側にある庭園からのお城の景色がとても綺麗。
庭園の緑のトンネルを抜けてオランジュリーのレストランへ。
到着してすぐにテラスでランチにしました。ロワール自転車旅では、朝ゆっくり起きて、のんびりサイクリングをしながらお城に向かうので、お城に到着するのはいつも大体お昼頃。先にランチをしてから見学という流れが多かったです。
シュヴェルニー城はロワール渓谷の古城の中でも家具や調度品・タペストリーが揃っていることで有名です。
私達が訪れた時にはLEGOとのコラボレーションでテーブルの上にねずみがいたり、遊び心がある展示内容でした。
ミツバチを飼育しているので立ち入り禁止のお庭の一角があったり、枝がベンチのようになっていう大きな樹木や…
お城の葡萄畑で作ったワインの販売もしているようでした。
敷地内には川が流れていて、水鳥を間近で眺めることができるボートトリップもあります。
お城の芝生に映えるカラフルなデッキチェア。
ベルギーの漫画家・エルジェが描いた「タンタンの冒険」シリーズに出てくるムーランサール城は、ここシュヴェルニー城がモデルです。敷地内にはタンタン・ミュージアムがあって、子供達が喜びそうな音と仕掛けのあるエクスポジションになっていました。
フランスでも昔から愛されている漫画なだけあって、お城のショップには全てのシリーズが売られています。表紙を見ながら楽しそうに選んでは「これは読んだことないやつだ」と買っていく大人たちの多いこと…!
お城で飼われている狩猟犬の犬舎。今でも実際に狩猟に出ているそうです。
菜園の横にある戦利品のお部屋、ハンティングトロフィーがずらり。
パリにあるリュクサンブール宮殿も、ここシュヴェルニー城がモデルだと後に知りました。そう言われると確かに似ています。
私達は4時間ほど滞在しましたが、お城の内部だけなら1時間、お庭や他の場所も含めるなら+1~2時間くらいあるといいかもしれません。
Château de Cheverny
41700 Cheverny