ポルトガル おとぎ話のようなペーナ宮殿

5月のポルトガル旅行。最初に訪れた街・リスボン滞在中に、日帰りで電車に揺られ40分程の小さな街シントラへ。個性豊かなポルトガルのお城巡りが楽しかったので、まずはカラフルなペーナ宮殿から!

着いた瞬間、色彩と建築様式がまるでおとぎ話に出てくるようなお城のようで「嘘みたい!」「テーマパークみたい!」と言い合いながら、眺めていた私達。

城門を通って、なだらかな坂道を上っていくと、さっきとは違う景色に♡
手前の3つの小さな塔には実際に登れるので、みんな冒険するようにあちこち探しながら上ったり下りたり、写真を撮ったりと楽しんでいた。

お城のテラスのカフェスペース。
この日は霧が濃くて、リスボンは毎日30℃前後あったので同じ様な軽装で来てしまったらシントラはすごく寒かった!それもそのはず、元々は王族たちの避暑地だったらしく、それであちこちにお城が建てられているそう。私達以外、他の人達はみんなきちんと上着を着ていたので、シントラへ来るときには気をつけて。

お城は角度によって様々な顔があり、城外だけでも観る場所がたくさんあって飽きない。この階段を上ると小さなチャペルがあった。

ポルトガルらしいアズレージョタイルと、鮮やかなイエローのコントラスト。

遠くに見えるのは、霧に包まれている「ムーアの城壁」
このあと、ムーアの城壁、シントラ宮殿、レガレイラ宮殿を回ったので、こちらについてはまた今度。

城内は修復作業をしているお部屋や、細工模様の天井や家具、お城の台所など、興味深いところが沢山あった。

そしてお城の敷地内にある広いお庭!
フランスの見渡せるようなお庭ではなく、丘の上に立っているペーナ宮殿らしく
起伏に富んでいるのでお庭というより、木や草に囲まれた森の小道。

霧のなかでは、まるでジュラシックパークのような世界で、時々洞窟が現れたり
お花の庭園もあれば、昔のお姫様がピクニックをしていたテーブルなど、お城だけ観て帰るのはもったいないくらい敷地内の散策が楽しかったので、ペーナ宮殿へ行く時には、ぜひ森の小道も歩いてみて欲しい。

シントラの駅舎にあるアズレージョ。
駅前からバスが出ているのでそれに乗ってペーナ宮殿へ行けます。

Palácio Nacional da Pena
Estrada da Pena, 2710-609 Sintra, Portugal

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